花便り77 ナヨクサフジ

こんにちは、ブログ妖精のココロです。今日はナヨクサフジを紹介します。お豆さんの仲間(マメ科)です。もともとヨーロッパに生えていたもので、日本へは牛さんのごはんにするため連れてこられたと言われています。それが今では牧場を抜け出し、河川敷などに広がっています。こういうのを帰化植物と言うんでしたね。

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名前の由来ですが、「ナヨ」はなよなよしている、つまり弱々しいという意味です。「クサ」は草。「フジ」は藤。つまり、藤の木に似ているけど草で、しかも弱いというわけです。藤は同じお豆さんの仲間だから、似ているのは当たり前なんですけど。それに、日本に古くから生えている「クサフジ」のほうがもっと弱々しいと言う人もいます。ややこしい。

 

下の画像が一株です。これで長さ30㎝ぐらい。まだぐんぐん伸びます。

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葉っぱは小さいのが20枚前後で一組になっています。一組の葉の長さは7㎝ぐらいです。小さい一枚だと2㎝ぐらい。一組の葉の先から「まきづる」というものが出ています。これで他の植物に巻き付いて成長します。近くに他の植物が無いときは自分に巻き付きます。

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お花は全体的に紫で、花びらが開ききると先が白ぽくなります。

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房の長さは6㎝。ひとつの房に20輪余りの花が咲きます。

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一輪の大きさは15㎜。

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一輪の花から一つの鞘ができます。一つの鞘には6個程度のお豆さんが入っています。

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とは言え、一房の全ての花が鞘になるわけではありません。殆どの花は落ちてしまい、鞘になるのは一房につき3個程度です。

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ナヨクサフジは全国の河川敷などの陽当りがいい場所にたくさん生えています。お花の時期は5月から7月ぐらいまで。紫のお花が沢山咲いて目立つので、遠くからでも簡単に見つかります。皆さんも、見つけてくださいね。

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