鳩山はしつこい
まいどアールグレイです。今日は鳩の話
まずはじめに、鳩山と言っても政治家の話ではない。検索でお越しの方は他をおあたりくだされ。
ここでいう鳩山とは、うちのベランダに巣をしようとしているドバトの夫婦に私が勝手に付けた苗字である。鳩だから鳩山。すごくシンプルね。
以前にもこの鳩山夫妻のことをお伝えしたが、その後彼らが巣をかけようとしていた棚は撤去。粗大ごみとして回収してもらった。
ところが、夫妻は諦めなかった。今度は、棚の向かいに置いてある植木鉢代わりの発泡スチロール容器の上に座りこんだ。
容器には土を入れ、ツタを植えてあるが、鳩が座れるぐらいのスペースが空いている。そこに鳩山夫妻が枯れ草などを敷いていたので、見つける度に撤去していた。さらに、杭を立てて鳩山が座れないようにしたつもりだった。
が、それでも鳩山は諦めなかった。
8日午前7時ごろ、ベランダの植木に水をやっていたら、なんと、杭と杭の間の僅かなスペースに妻の鳩山鳩代(はとやまはとよ)が座り、ツタに水をやろうとした私を威嚇する。
いつもならそそくさ退散するところを、今日はうっうっと低い声で鳴いて、立ち上がるがその場を離れない。
今朝早く産卵したらしい。
親子を引き離し、しかも子の命を奪うは鬼畜の所業。相手が鳩でも同じこと。
悩んだが、このまま育雛を許すと、雛がどんどん増えて行き、その雛が大きくなったらまたうちのベランダで子育てをし、我が家はたちまち鳩屋敷となってしまうであろう。
鳩代は動かないので、まず鳩代を強制退去させ、その後卵を除去することにした。
私は帽子、ゴーグル、マスク、長袖長ズボン、手には軍手の防備をし、鳩代にビニール袋を被せる。そして右手で鳩代の背中をつかみ、左手で鳩代の胸を抱きかかえた。
激しい抵抗を予想していたが、あっけなく鳩代は私の手に収まった。
その後鳩代を紙袋に入れ拘束し、卵を取った。
卵の高さは35mmほど。色はほぼ純白。
鳩代は、200mほど離れた公園に持って行き、そこで放した。鳩なので何百キロ離れた所へ持っていっても戻ってくるだろうが、とにかくうちの近辺にいてもらっては困る。
紙袋から出た鳩代は、数歩歩いたかと思うと、うちの方向へ飛んでいった。紙袋の中にいても方角がわかるようだ。卵は鳩代の入った紙袋を開ける前に地面に置いたのだが、鳩代は卵に目もくれず飛んで行ってしまった。鳩代を紙袋から出す前に卵を目の前に提示してやればよかったかな。
卵は草陰に置いてきた。周りにはカラスが大勢いたので、すぐに食べられてしまうだろう。どの道、親鳥が温めなければ死ぬが。
そして約10分、私が帰宅して、ベランダの片付けをしていると、鳩代も帰宅。やはりか。かなり怒っている様子、当然やな。うっうっと低い声で鳴いて、ベランダの欄干にとまっている。
ツタはやや小さめのプランターに植え替えて、発泡スチロール容器は処分した。杭はこれでもかというぐらい刺した。
片付けが終わって30分たっても鳩代は欄干にとまっている。鳩代のいる前でお経を上げた。正信偈と讃仏偈。卵の葬式のつもり。
鬼畜に成り下がった私はいくらお経を上げても浄土には行けないだろうが、せめて卵が阿弥陀さまのお導きにより浄土へ行けますように。
卵に罪は無い。鳩山夫妻にも。恨むべきはドバトをこの国に持ち込み、利用して捨てた我らの先祖。
さて夫の鳩蔵のほうだが、妻子に大変なことが起こっているにも拘らず、ベランダの片付けがすっかり終わった正午になってから飛来。
ツタの鉢が発泡スチロール容器からプランターに換わっているのを見て、一旦諦めた様子。だか、鳩代の方は午後4時ごろまで欄干にいた。
明日も卵を産む気だろうか。鳩代の胎内には二個目の卵があるかもしれない。早起きして監視せねば。





それは初耳。今度連れて行ってくらはい。
























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