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みなさんこんにちは。私はアールグレイ。このブログの主です。このほど新曲「古都ひとり」が完成しましたので、よろしければお聴き下さい。
※不合格者は聴かないで下さい。ほんまに悲しなります。
今回もガッツリ6分ありますので前・後編に分けました。
動画付き・前編「koto11.wmv」をダウンロード
動画付き・後編「koto13.wmv」をダウンロード
●解説
詞はフィギュア作家の燈舟(とうしゅう)さんが書いた原案を元に、アールグレイがメロディーに合わせて改変したものです。燈舟さんのHP「アウトプット」はこちらhttp://output.main.jp/
燈舟さん自身も昔は作曲なさっていたそうですが、今はフィギュア作りが忙しいので、私に託されました。
絵が下手な私はいつも燈舟さんの作品を動画に使わせてもらっているので、恩返ししたいという気持ちもありました。
私は今フィギュアの世界を離れ、行政書士目指して勉強中なのですが、燈舟さんとの交流は途絶えません。
それは彼が厚みのある人間であるからに他なりません。
随所に京都の地名を登場させるため、アールグレイは実際に京都へ現場調査へ出かけました。旅の記録はこちらhttp://egworks.cocolog-nifty.com/photos/kyoto/index.html
曲も燈舟さんの意向に沿って、シンセサイザーを多用したデジタル音楽と邦楽を織り交ぜたものになっています。
○あらすじ
一言で言うと失恋女の傷心旅行。恋に破れた女が旅に出て京都へ行き着く。しかしそこで待っていたのは癒しではなく、怨霊たち。
行く先々で男に復讐しろと嗾けてきます。
一番で、北国から逃げるように旅をしてきた主人公の女は、京都の昔ながらの街並みに触れ、一旦は安堵します。ところが彼女は自分を捨てた男に対する怨みが捨てきれない。それが古都をさまよう様々な霊を呼び寄せてしまいます。
木屋町通り」は京都市の中心部を南北に貫く細い道路ですが、殆ど全線が繁華街に面しているため、実際には静かな場所は少ないです。
二番に登場する深泥池(みどろがいけ)は京都市北区にあり、貴重な動植物が生息する池ですが、心霊スポットとしても有名です。湖畔の病院にはいろいろな噂があります。この曲では、昔この病院が陸軍病院だった頃、残酷な人体実験が行われたと仮定し、その犠牲となった人々の亡霊が主人公に恨みをはらせと嗾けてきます。もちろんこれは創作ですので、事実ではありません。
三番の舞台は京都府宇治市です。琵琶湖から流れ出る唯一の河川である瀬田川は、何故か途中で宇治川と名を変え、天ヶ瀬ダム、平等院へ至りますが、その途中、宇治川に並走する道路は通称「宇治川ライン」と呼ばれます。風光明媚でありますが、曲がりくねるこの道路は、道幅が狭く危険でもあり、交通事故が頻発します。
なかでも凄惨なのが、大型車にひき逃げされ、首から上が無い状態で見つかったライダーの事件です。この曲では、首無ライダーの霊が自分の頭と加害者を探して夜な夜な走り回るという都市伝説を参考に、やはりライダーが主人公を復讐へとけしかけます。鳳凰湖とは天ヶ瀬ダムのダム湖で、多くの交通事故死者の遺体が沈んでいると言われています。首無ライダーの頭も、鳳凰湖に深く沈んでいるのかもしれません。
宇治の画像はこちらhttp://egworks.cocolog-nifty.com/photos/travel/index.html
さあ主人公はこの後どうなってしまうのでしょう。続きは皆さんのご想像にお任せします。
●技術的なこととか
今回もミクの声には様々なパラメーター変更やエフェクトかけていますが、極力ナチュラルにしました。最も大きなものはGEN+20
どうやらこれがうちのミクたんの標準歌声となりそうです。
私はエフェクトでコテコテになった声は好きではありません。
他所様のミクさんとうちのミクたんを区別するため、うちのミクたんを「小山初音ミク」と呼ぶことにしました。京都市北区は小山初音町から取ったものです。この声が小山初音ミクの標準歌声です。以後お耳知りおきを。
最後に、私の曲を楽しみに待ってくれてる方がもし居るなら、たぶん居ないと思いますが、
次の曲は12月になります。実はメロディーが出来上がっている曲がもう一曲ありますが、これから勉強しないといけないので
作曲は当分できません。試験が終わってからのお楽しみです。
歌詞「古都ひとり」
唄:初音ミク 作詞・作曲アールグレイ 詞原案;とうしゅう
1A
悲しみに耐えてきた女が 独り旅に出た
雪に閉ざされた北の国をあとに
当ての無い旅 西へ西へと ふらり辿り着く
古都との出会い 心の傷癒す
1B
人気ない木屋町通り 屋根の上眠る猫
今夜の宿の 街外れの古い旅館へ
1C
何故か寝苦しいの 畳歩く音
起き上がれないの 天井のシミは 人の顔
悲しい思い出を 抱えたまま
ついに眠れず朝を迎えた 二日目
2A
寝不足でだるい頭抱え ふとん抜け出した
誰かが私呼ぶが聴こえたよう な
タクシーを呼んで 運転手さん いいから北へと
北の国が嫌で出てきたのに
2B
霧が晴れた下鴨通り 朝日輝く水面
目の前広がる 神秘的な池は深泥
2C
白い浮島から 私呼ぶ声が
恨み晴らせねば 成仏できぬと叫ぶ
吸い込まれるように湖畔の道
気付けばそこは古い病院 慰霊塔
3A
北はもういや きょうは南へ 気分晴らしたい
きょうからわたし うまれかわりたくて
平等院の阿弥陀如来がてをさしのべるの
うらみすてて楽になりなさいと
3B
日が暮れた宇治川ライン 曲がりくねる細道
後のライダー ミラー写る姿 首無
3C
うらみをすてるため たびにでたのに
わたしの行くとこ どこでも霊が待っている
首無ライダーは今日も捜す
命奪われた うらみしずまない 鳳凰湖
D
この苦しみから逃れる その道を探してる
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